昨秋の明治神宮大会で37年ぶり2度目の日本一に輝いた首都大学リーグの日体大が20日、都内で祝賀会を行い、OBや関係者約900人が集まった。

 就任10年目の古城隆利監督(48)は「実績のない私を監督にしていただき、助言をいただいたOBの皆様方のおかげです。連覇は非常にハードルが高く難しいことだと思いますが、今年もこういう会を開けるよう部員一同戦っていきたいと思います」とあいさつした。

 今秋ドラフト候補で主将の松本航投手(3年=明石商)と、最速153キロ右腕の東妻勇輔投手(3年=智弁和歌山)は約2年ぶりに伝統の応援スタイル「エッサッサ」を披露した。松本は「緊張しましたが、初めて鏡開きもさせてもらい楽しかったです。もう1度チャレンジャーとして、昨年と同じように1勝ずつ積み上げていきたいです」と話した。東妻は「エッサッサは見た目よりずっときついんです(笑い)。緊張しました。大学で野球は終わりじゃないので、上で活躍できるような力を身につけたいです」と抱負を語った。