巨人ドラフト1位の鍬原拓也投手(22)が先発し、6回3安打1失点で2勝目を挙げた。最速は148キロ。プロ入り最多の92球を投げ、5奪三振2四球だった。

 初回を3者凡退で抑えて流れに乗ると、1点リードの2回、2軍で調整中の「おかわり君」こと西武中村と対戦。カウント1ー2から真ん中高めの147キロ直球で空振り三振に仕留めた。投じた4球は、全て直球だった。4回に訪れた2度目の対決ではフルカウントから歩かせたが、空振りを2度奪った。「中村さんが真っ向勝負をしてくれている中で、僕も全力で投げた。その中で空振りを奪えたことは自信になる」と胸を張った。

 反省もあった。2回2死、愛斗にカウント0ー1から113キロカーブを左翼席へライナーで運ばれ、同点ソロを許した。「2アウトを奪って3人目も初球でストライクがとれたのに、悔やまれる1球だった」。

 3回以降は雨の影響で、マウンドに足を取られる場面もあった。4、5回と得点圏に走者を置いたが、いずれも要所を打ち取った。前回登板の5日イースタン・リーグ日本ハム戦では6回無失点。2試合続けての好投に「雨の中でも集中力を切らさず投げられた。走者を出しても切り替えて弱気にならずに投げられているので、そこは成長している部分だと思う」と手応えを示した。