与えてしまった1点を、阪神秋山は猛烈に悔やんだ。打線が低調な現状では、4回のわずか1失点が命取りになってしまった。先頭の今宮に左前打を許し、暴投、四球などで1死一、三塁。5番デスパイネに右翼へ適時二塁打を浴びた。その後のピンチは粘るも、打線が奮い立つことはなかった。防御率は2・18まで下がった一方で、5敗目を喫して黒星が先行した。

 「先制点を与えてしまったことは反省しないといけない。今宮へのボールがちょっと失投になってしまった。ただ1点でしのげたので、粘り強くと思っていました。次、頑張ります」

 力投を続けていたが、次戦を考慮されて7回で降板となった。球数90球での降板を金本監督は「次、中5日で行くから。リリーフもそんなに酷使していないし。左が続くところだったから岩崎に託したんだけどね」と説明。ローテーションの関係で、次戦は6日のオリックス戦(甲子園)に回るため、配慮された形になった。「(調子は)良くはなかったと思います」と振り返った秋山。7三振を奪い、歯を食いしばって投げた投球に、今度は野手が奮い立つはずだ。【池本泰尚】