ソフトバンクの3番手高橋礼投手(22)が2回2/3を1失点と好投した。

「前から(西武打線は)自分のボールにタイミングが合っていない感じだったので、自信を持って腕を振った。ストライクからボールになる変化球がよかった」。3回2死一、二塁のピンチで登板すると、浅村を3球三振に打ち取った。

4回1死の栗山から、中村、森、外崎と4連続空振り三振も奪った。疲れの見えた6回に1点を失ったが、工藤監督は「リズムもテンポもよかった。(今後は)いいところでというのはある」と、リードしている場面での投入も示唆した。

高橋礼も「明日もいくつもり。連投はいけます」と話した。

この日、11月に行われる日米野球の代表に追加招集された。今季0勝のルーキーが招集されるのは異例だ。188センチの長身アンダースローが、この日の試合のようにメジャーリーガー相手にも好投を見せてくれるはずだ。