オリックスからFAで西を獲得した阪神が14日、人的補償に関するプロテクト名簿をオリックス側に送付した。谷本球団副社長兼球団本部長は「地域が同じとはいえ、選手のことを考えたら早くした方がいい」と説明。この日の午前中必着で送ったという。矢野監督の考えも踏まえて、プロテクトの28人を選定。オリックス側の返答を待つ。

西の入団発表でFA補強は一区切りとなり、今後は外国人獲得に全力を注ぐ。先発投手は中日を自由契約になった今季13勝のガルシアや韓国斗山のリンドブロムらをリストアップしてきた。大砲候補について、同副社長は「外国人野手は年内にと思っています。楽しみにしていてください」と話し、じっくり選定する方針だ。