楽天平石監督から今季の主将に指名された銀次内野手(30)が24日、意気込みを語った。楽天生命パークでの自主トレ後「もちろん覚悟はしていました。自分がしっかり引っ張っていきたい。よりいっそう気配りをしなきゃいけないと思うし、その中で結果を残さないといけない」と力を込めた。

実は銀次が主将になるのは、野球を始めた少年時代までさかのぼっても初めて。「主将はやらせてもらえなかったです。(性格的に)合ってないと思われたんじゃないですか」。だがプロ野球選手としてベテランの域に差しかかり、特にここ数年は周りの選手への気配り、目配りを欠かさなかった。指導者となる未来にも思いをはせ「(主将就任は)将来にも必ずつながると思うんで、自分は楽しみにしています」と話した。

具体的な主将像については前任者の嶋とも相談して考えていくというが「私生活は野球につながる。だらしない生活をしている一流の選手はいないと思う。自覚を持って、言うところはしっかり言いたい」。グラウンド内外で、野球選手らしくない行動を目にした時には、臆せずに指摘するつもりだ。【千葉修宏】