聖光学院が難敵の光南を退け、夏の初陣を飾った。
昨夏の準決勝と同じカードとなった初戦。先発マウンドを託されたエースの紺野耀大投手(3年)は最後の打者をカットボールで中飛に打ち取り、ほえた。「相手は真っすぐを意識していた。最後はタイミングをずらして打たせて取ることができたので良かったです」。心は熱く、頭は冷静にゲームを締めくくった。
終盤の山場も気持ちの強さを保った。8回1死一、三塁でスクイズを外して無失点で切り抜け、9回も2死二塁と一打同点の窮地を抑えた。「(ピンチの場面は)割り切って勝負しました。そこで打たれても打線がカバーしてくれると思った」。最後までエースとしての責任感を貫いた。
夏初登板初完封。頼れる右腕に、斎藤智也監督(63)は「ピンチでもピンチじゃないときでも自分の投球ができている。成長を感じた」と信頼を寄せた。
夏5連覇へ。聖光学院の背番号「1」は、これからも迷わず腕を振る。

