好調の楽天1番茂木栄五郎内野手(25)が、早大の1年先輩でもある日本ハム有原から2安打した。

初回に投手への内野安打を放つと、8回にはカットボールを中前へクリーンヒット。打率を3割1分8厘とした。

ただ7回の守備で記録に残らないミス。石井の三塁側ベンチ前へのファウルフライを追いかけたが、捕手も近くまできており、寸前で追うのをやめてしまった。これで生き延びた石井の二塁打が、この回の2失点へとつながった。茂木は「(西宮が)頑張って投げてくれていたのに申し訳ない。しっかり自分が取りにいかないといけない」と反省した。

帰り際、有原と球場内の通路で遭遇した。来週21日から、今度は札幌で日本ハム戦がある。有原からそれについて触れられると「またよろしくお願いします!」と茂木。その上で「次は絶対にやられないように。やり返せるようにしたい」と「有原打ち」へ意気込みを示した。