金足農(秋田)OBのヤクルト石山泰稚投手(30)が、後輩の日本ハム吉田輝星投手(18)のプロ初勝利を喜んだ。試合の様子はニュースで見ており「すごくうれしいです」と笑顔で話した。

石山は上半身のコンディション不良で2軍で調整していた5月31日、イースタン・リーグ日本ハム戦(鎌ケ谷)で初対面。吉田輝が、あいさつに訪れたという。石山はその試合で3番手として登板し、1イニングで2奪三振を含む3者凡退。先輩の姿を見せつけた。「(後輩が)見ている中で抑えられてよかったです」と振り返った。

金足農出身で、現役選手は2人のみ。「僕は社会人を経てのプロ入りだったので、高卒1年目の初登板で、初勝利はすごいものを持っている。次元が違います」と称賛した。