中高生の部は城南鵬翔クラブ(東京・大田区)が初優勝を飾った。決勝は中京大中京高(名古屋市)に10-1で、5回コールド勝ちした。
城南は2回、敵失で得た無死二塁の好機に、5連打で一挙5点を先制。その後も5回までに5点を追加した。
守ってはエース山田優希(世田谷区立砧中3年)が、5回二死まで無得点に抑える好投を見せた。そこから長打2本を浴びて、完封こそ逃したが、最後まで投げきった。
山田は「無失点で抑えたかったが、自信のあるストレートで追い込めた」と胸を張った。そして「みんなで打って守って、いいプレーができて、協力しながら優勝できて良かった」と笑顔を見せた。
関孔輝監督(29)は「エースの山田には、11点取るから10点取られていいと言っておいたが、できすぎ」と好投をたたえた。
城南は昨年、1回戦で中京大中京高に4-8で敗れていたが、今年は晴れの決勝の舞台でコールド勝ちという、最高のリベンジを果たした。
<中高生の部>
【準決勝】城南鵬翔クラブ8-1オリオールズレディース(5回コールド)、中京大中京高5-4三鷹クラブダブリュー
【3位決定戦】オリオールズレディース3-1三鷹クラブダブリュー
【決勝】
城南鵬翔クラブ
05221=10
00001=1
中京大中京高
(5回コールド)