日本ハム中島卓也内野手がCS進出へネバーギブアップを宣言した。チーム休日の2日、2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷を訪れ、打撃練習などで汗を流した。

8月末に最下位に転落したシーズンは残り19試合でCS圏まで5差。厳しい状況だが「最後まであきらめないというのがファイターズの野球。最後まで戦う姿勢を見せないと」と立っているだけで汗が噴き出す室内練習場で約1時間、黙々と打ち込んだ。

チーム同様に、今季は苦しいシーズンを送る。球宴前後から石井や平沼に遊撃のスタメンを譲る試合も増えた。最近も結果を残せていない自分自身に「もどかしさがあった」ため、休日返上でもやもやを振り払うようにバットを振った。「CSに行かないといけない。試合に出る時にしっかり結果というか、自分の役割をしっかりやりたい」。選手会長は最後までファイティングポーズを崩さない。