西武の高橋光成投手(22)が8日、右肘違和感のため登録抹消となった。今季チームトップの10勝(6敗)を挙げていた右腕だけに、優勝を争うチームにとって手痛い離脱となった。

前日7日の楽天戦(楽天生命パーク)に先発し、6回5失点で敗戦投手となっていた。8日の試合前練習に参加した高橋光は「試合の途中から違和感があった。今年はコンディションよくやれてこれて、今まで1年間投げきったことがなかったので、投げきりたかった」と悔しさをにじませた。復帰時期について小野投手コーチは「肩肘に関しては何かあるといかんから。いっぺん検査してからだね。診断次第だと思うよ」と話した。

現在2位のチームは、ソフトバンクとの激しい優勝争いの真っ最中。高橋光は「まだ終わったわけじゃないので、できるだけ早く戻ってきて投げられるように」と早期復帰を誓った。