楽天福山博之投手(30)が1日、球団から来季育成契約を打診された。14年から4年連続で60試合以上登板とブルペンを支えてきた右腕は現役続行の意思を明確にした上で「チームのために身を削って投げてきた。少し考えたい」と態度を保留した。

今季は7試合で防御率5・19。7月に右肘と右肩のクリーニング手術を受け、3月の実戦復帰を目指している。球団は、いずれも故障を抱える12年ドラフト1位の森雄大投手(25)、昨季開幕ローテ入りした3年目の池田隆英投手(25)にも来季育成契約の意向を通達。橋本到外野手(29)島井寛仁外野手(29)育成の野元浩輝投手(21)井手亮太郎投手(23)鶴田圭祐投手(25)山田大樹内野手(21)には来季選手契約を結ばないと伝えた。