中日平田、費用全額負担で根尾と米国合同自主トレ

中日平田良介外野手(31)が15日、大阪桐蔭の後輩根尾昂内野手(19)と1月初旬から2週間、米国で合同自主トレを行うことを明かした。

「1年目の僕も自主トレに明確なものがなかった。やり方を教えれば、彼もレパートリーが増える。勉強してくれたらいい」。シーズン終了後に、平田から声をかけた。「行きたいです。よろしくお願いします」と、根尾は二つ返事。100万円を超える費用も平田が全額負担する。

根尾は昨年大阪桐蔭で甲子園春夏連覇を達成し、ドラフト1位で入団。だが1月に右ふくらはぎを痛めて出遅れ。シーズン最終カードの阪神2連戦でようやく1軍デビューしたが、代打で2試合2打席2三振に終わった。

平田は後輩の姿に自身をダブらせた。05年高校生ドラフト1巡目で中日に入団したが、1年目は故障に泣き1軍では根尾と同じ2打席無安打。「僕は荒木(雅博)さんに自主トレに連れて行ってもらった。費用も負担してくださった。根尾も稼ぐまでは出してあげたい。この伝統を主軸になって、後輩に伝えて欲しい」。ひとまわり下の後輩への伝統継承も兼ねている。

平田は昨オフ、初めて米国で自主トレを敢行。今オフもロサンゼルスのトレーニング施設を中心に、1月中旬まで根尾と2人で肉体強化に臨む。「自分の能力を上げたい。体の柔軟性と筋力の強化をします」。平田は今季、左ふくらはぎの肉離れ、死球などで規定打席到達を逃した。根尾は来季の1軍定着へ、台湾でのアジアウインターリーグで外野手にも挑戦した。大阪桐蔭コンビがワンチームになって、来季巻き返しを期す。【伊東大介】

○…平田が名古屋市内のホテルで「震災復興チャリティー 平田良介激励パーティー2019」を開催した。今年で8回目の同会には約600人のファンが参加。チームメートの岡田、佐藤、伊藤康、小笠原がゲスト参加した。「選手として名を上げれば、このような会を開いて、社会貢献もできる」と、後輩たちにハッパをかけた。

その他の写真

  • 激励会パーティーのイラストクイズで根尾の顔を描いた平田(撮影・森本幸一)
  • 自身の激励会パーティーで乾杯する平田(右)(撮影・森本幸一)