オリックスのブランドン・ディクソン投手(35)が米国が東京五輪出場権を獲得した場合、大会に出場したいと球団に伝えたことが28日、分かった。

球団は新外国人のアダム・ジョーンズ外野手(34=ダイヤモンドバックスFA)に対して体調で問題がなければ出場を約束しており、ディクソンも同様の条件で容認する。

ディクソンは11月のプレミア12で米国代表に初選出され、クローザーとして3セーブを挙げた。チームが4位に終わる中、リリーフ投手部門のベストナインを受賞。球団関係者は「プレミア12に出場したことで、五輪への思いを深めたようです」と理解を示した。

メジャー通算282本塁打のジョーンズと日本通算49勝18セーブのディクソンが米国代表で共闘すれば、稲葉JAPANの手ごわいライバルになる。五輪出場権を懸けた来年3月の米大陸予選への派遣はともにない。