ヤクルトの新外国人、マット・クック投手(29=ダイヤモンドバックス)が20日、成田空港着の航空機で来日した。

12球団の新外国人の中で最速の来日。キャンプイン直前の1月末にやってくる助っ人が多い中で「1年目なので早めに来て下見して、日本がどんな国か自分の目で見て勉強したい。キャンプまでに球場やクラブハウスを見たり、チームメートにも会いたい」と勤勉な一面を見せた。雪による欠航で1日遅れたが、当初は前日19日に到着予定だったという。

米国出身、190センチの長身右腕で最速153キロの直球とカットボール、チェンジアップ、カーブを投げ分ける。ダ軍では昨季、平野佳寿投手やオリックスと契約したアダム・ジョーンズ外野手と同僚だった。「チームの役割の中で貢献できれば。チームの勝利はもちろん、クオリティーを求めて頑張りたい」と意気込んだ。