中日ゴンサレス「オレ流」背番号に秘めた自己主張

  • 新入団会見を行った中日ゴンサレス(右)とシエラ(左)(撮影・森本幸一)

中日の新外国人ルイス・ゴンサレス投手(28=オリオールズ3A)が26日、ナゴヤ球場で入団会見に臨み、昨年限りで退団したロドリゲスのつけていた背番号「57」の継承を断り、自らの希望で「53」に変更していたことを明らかにした。

セットアッパーとして活躍したロドリゲスの後任を託された左腕は、強烈な自己主張を背番号に込めた。球団が1度は「57」と発表したが、その後「53」に変更。その理由を「マイナー時代にロドリゲスの48番を引き継いだので、今回は自分の番号にしたかった」と明かした。

ロドリゲスが18年にオリオールズ3Aから中日に入団した際、同チームの2Aから3Aに昇格したゴンサレスは「48」を引き継いだという。新天地での飛躍を誓う最速155キロ左腕にとって、ドミニカ共和国出身、同年齢、左腕と共通点の多いロドリゲスの「影」からの脱却は大きなテーマだった。

与田監督ら首脳陣の期待は大きい。昨季、64試合に登板し、最優秀中継ぎ賞を獲得したロドリゲスの穴を埋める筆頭候補と期待される。「常にアグレッシブに投げることが持ち味。ストレートでカウントを有利にし、変化球やボールゾーンのコンビネーションで三振を取るのがスタイル」。マイナーながら通算10シーズンで550回を投げ、570三振を奪ってきた投球術に自信を示した。

ロドリゲスはレンジャーズと2年契約を交わし、メジャーに復帰した。だがゴンサレスは「日本で長くプレーするのが目標」と中日での全力投球を約束。セットアッパー候補の意地の投球に期待が高まる。