赤ヘル野球の申し子!? 広島の新外国人3選手がマツダスタジアムで入団会見を行った。2年ぶりにドミニカアカデミー出身以外の外国人野手となるホセ・ピレラ外野手(29=フィリーズ)は伝統的な広島野球と似たプレースタイルを持つ。

ユーティリティー性のある守備では手薄な三塁の適性をテストされる見込みで「機会を与えてもらえたら自信もありますし、信頼してもらって大丈夫」と胸を張る。広島野球の代名詞でもある機動力でも、果敢に次の塁を狙う走塁を信条とするだけにぴたりとはまる。打撃も状況に応じた打撃を徹底する勤勉さを持つ。

12球団でも最もハードとされる練習にも「このリーグでプレーすると決まっててここにいる以上、2月1日から全力でプレーするつもり。状態としては200%でやる」と鼻息は荒い。走攻守、そしてメンタリティー。すべてが広島に来るべくして来た助っ人といえる。