楽天松井裕樹投手(24)がアクシデントに見舞われた。7日、中日とのオープン戦(静岡)に先発。1回2死三塁、ビシエドのライナー性の打球をグラブをはめた右手首付近に直撃させ、試合中に静岡県内の病院へ直行。検査の結果「右手掌打撲」と診断された。今後については、8日以降の状態を見ながら判断される。

衝撃でグラブを吹き飛ばされた。右腕に力が入らず、マウンド上で表情をゆがめた。駆け寄った伊藤投手チーフコーチとともにベンチへ下がり状態を確認。3分後、2番手西口がコールされ、松井はわずか12球で緊急降板となった。先頭の大島、高橋に連打を浴び、ビシエドの強襲適時内野安打で3安打1失点。実戦では今季最速の147キロを計測していた。

今季、守護神から先発へ再転向。2月29日ロッテ戦での前回登板では5回2失点とし、開幕2戦目の21日オリックス戦(楽天生命パーク)での先発が有力となっている。