日本ハム清宮幸太郎内野手(20)が、子どもたちに希望を与えるプレーを誓った。オフに受けた右肘手術の影響でキャンプ2軍スタートだったが、9日に千葉・ZOZOマリンでの1軍練習に合流した。

新型コロナウイルスの影響で、開幕戦の延期が決まり、少年少女らは自宅待機を余儀なくされている。出場予定の10日ロッテ戦(ZOZOマリン)へ向け「お客さんあってのプロ野球。ファンの方たちがいないと生きていけない。子どもたちに出来ないようなプレーとかで、夢とか憧れを与えられたら」と大粒の汗を拭うことなく、言い切った。

この日のフリー打撃では48スイングで7本の柵越え。守備でも軽快な動きを見せた。中田、西川ら先輩にあいさつ回りし「この中でレギュラーを取らないといけないと思いました」と、あらためて闘争心に火を付けた。