ヤクルトのドラフト1位奥川恭伸(18=星稜)が24日、ブルペンで変化球を解禁した。

座った捕手に最多63球を投じカーブ、スライダー、フォークを計11球交ぜた。

時折首をかしげ「納得いかないけど、こういう日もある。先発でいきたいので、100点でなくても合格点まで持っていける調整を覚えないと」。2軍の練習に参加した石川、小川ら先輩の視線を感じながらのブルペンで「もう少しいいところを見せたかった。力が入りました」と笑った。

▽ヤクルト小野寺2軍投手コーチ(奥川に)「本来は50球の予定だった。球数が増えると肘にも負担がかかるので、我慢させるところはさせる。4月中旬には実戦形式の練習に入ると思う」

▽ヤクルト石川(奥川のブルペンを訪れ)「ピッチングを見たかったので。見過ぎて、申し訳ない。スピンの効いたいいボールを投げるなと思った。早く打者が立っての投球が見たい」