4月24日の開幕へ、ヤクルト衣笠剛球団社長兼オーナー代行は神宮球場の使用法に頭を悩ませた。

25日、遠征先のマツダスタジアムを訪れ「12球団がまずやる作業は(観客を)何割減らして、券をどういう形で販売していくか。その1点」と話した。新型コロナウイルス対策で、観客の「密閉・密集・密接」は避けなければならない。本拠地は屋外のため、密閉は該当しないが「入場者を5割以下にするのは現実的じゃない。やっぱり興行である以上、ある程度は(入れたい)。最大でも5割、できれば7割と思うんだけど、じゃあ席をどうしたら密接にならないか」。4月分のチケットは既に販売しており、善後策に追われている。