楽天立花陽三球団社長(49)が3日、12球団代表者会議に出席し、球団を通じてコメントを発表した。

開幕が白紙となったことに「NPB、セ・リーグ、パ・リーグ皆で、素晴らしい議論ができていると思います。私は、プロ野球もアスリートの前に、一国民として新型コロナウイルスの感染拡大をさせないという『義務』を果たさなければならないと思っています。今の状況を考えると感染拡大が収まった段階で、次のステージがプロ野球を通じて、エンターテインメントを提供することであると考えます。近い将来、お客様が安全な環境下でご観戦いただき、選手が最高のパフォーマンスができるような準備を改めて皆で知恵を絞って検討していきたいです」と受け止めた。

また、無観客での開幕の可能性には「無観客試合だとしても、選手にとっても試合をすることによる各地への移動が伴います。感染リスクについて更に議論が必要と考えます。日程を含めて、しっかり対策を講じていきたいと思います」と意見を示した。

チームは30日から活動休止中。再開のメドについては「感染拡大をさせない。再開のタイミングは、感染拡大が続く状況が収まるまで、感染防止対策を徹底し、コントロールした環境の中での練習スタイルを考えております」とコメントした。