1人ぼっちで自主練習に取り組む子どもたちへ。日本ハム栗山英樹監督(59)が1日、オンライン取材で「凡事徹底」を説いた。

選手に本を渡す時、指揮官が記す言葉があるという。吉田松陰の「人間たる者、自分への約束を破る者が最もくだらぬ」だ。自身の子ども時代を振り返り「例えば、逆の手で投げて逆の手でボールを捕ったらどうなるか? 何で捕れないのか分かるかもしれない」と、具体的な“ぼっち練習法”を提案。その上で「壁にボールをぶつけて、ゴロを捕って、捕り続けてグラブさばきがうまくなったりする。人生のコツはコツコツコツコツ。自分との約束だけは守りましょう」と、呼び掛けた。

先行きは、まだ見えない。新型コロナウイルスの感染拡大により、球団は今月6日までだった自主練習期間を、13日までに延長した。全体練習は、最短でも14日以降となる。プロ野球の開幕が、さらに延期となる可能性もあるが「我慢するところは、我慢しないと。『皆に(野球で)元気を与えてくれよ』という空気が生まれるまでは、一国民として、皆と一緒に頑張りながらできることをやる」と、気を引き締めた。【中島宙恵】