中日ダヤン・ビシエド内野手が技ありの1発を放った。

初回1死一、二塁。3-2からガルシアの落ちるスライダーに体勢を崩しながらバットを合わせた。打球は左中間スタンド最前列に飛び込む先制の3号3ランとなった。「(ポイントは)少し前だったが、しっかり芯で捉えられた。最後は片手だったけど(スタンドまで)行くと思ったよ」。18年まで僚友で、同じキューバ出身のガルシアから放った一撃を自画自賛した。

1日の阪神戦で今季初タイムリーが生まれ「ようやく1本出た」と喜んだばかり。前日から2番に復帰した平田の二塁打で始まった先制機を、ビシエドが結実させた。2年目の与田監督が目指す攻撃的な打線が形を作りつつある。援護を受けた先発のドラフト3位岡野も5回2失点と試合をつくった。