ロッテは4日、岩下大輝投手(24)と1軍チームスタッフ1名がPCR検査を受診し、ともに「陽性」と診断されたと発表した。4日の西武戦(ZOZOマリン)の試合後に検査結果が判明した。

岩下は3日夜に体調不良を感じ、体温を測ったところ37・1度。4日起床時に38・4度だったため、球団に報告。その後、千葉市内の病院でPCR検査を受診した。

岩下は先発ローテーションの一員として、今季ここまで14試合に登板。5勝7敗、防御率4・46となっている。10月1日の日本ハム戦(札幌ドーム)では6回2失点で敗戦投手となった。

翌2日にチームとともに帰京し、羽田空港から車でZOZOマリンへ。試合中に車で帰宅していた。3日は自宅と球場を車で行き来し、その他の外出はなかった。

1軍チームスタッフは2日、3日とも自宅から車で球場入りし、練習後に車で帰宅。その他の外出はなかった。岩下とチームスタッフが一緒に行動する接触履歴はなかった。4日起床時に体温が38・3度だったため、球団に報告。千葉市内の病院でPCR検査を受診していた。

球団は4日、NPB事務局に報告し、試合後に1軍首脳陣、選手、関係職員のPCR検査を行った。検査結果は5日に判明予定。濃厚接触者は管轄の保健所に行動履歴及び接触状況を報告し、特定を行っている。