ヤクルトが、ソフトバンクを退団した内川聖一内野手(38)と近日中に正式契約を結ぶことが7日、分かった。球団幹部が「もう少ししたら連絡は入れる。たぶん、もう契約という形になる」と明かした。トライアウト後に交渉が解禁となっており、すぐに本格的な交渉に入る。
ヤクルトは内川の退団決定後から、獲得に向けて本格的な調査を進めていた。背番号は、横浜時代の02~10年に背負っていた、愛着のある「2」をすでに用意している。
内川は今季、1軍出場ゼロに終わった。ウエスタン・リーグでは42試合に出場し、打率3割2分7厘をマーク。他球団でチャレンジしたいという気持ちが強く、現役続行を希望。プロ21年目の来季は、新天地でプレーすることになる。
ヤクルトでは、右の代打の切り札や一塁手での起用が想定される。今季は、三塁との併用となった村上や外野手登録の坂口が主に一塁を守っていた。球団幹部は「右打者として、あれだけの技術を持っている人はうちにいない」と高く評価している。若手のお手本としての役割も担える。ベテランの加入は、選手層に厚みをもたらすことになる。
◆内川聖一(うちかわ・せいいち)1982年(昭57)8月4日、大分県生まれ。大分工では甲子園出場なしも、高校通算41本塁打。00年ドラフト1位で横浜入団。08年に右打者最高打率3割7分8厘で首位打者、最多安打、最高出塁率。09年WBCでは日本の優勝に貢献。10年オフにFAでソフトバンク入り。11年に史上2人目の両リーグ首位打者でパ・リーグMVP。ベストナイン5度。185センチ、93キロ。右投げ右打ち。



