阪神が6連勝で貯金を2ケタの「10」とした。藤浪晋太郎投手(27)が5回に先制2ランを放ち、藤浪を含む5投手が無失点リレー。19年9月以来となる3試合連続の無失点勝利となった。
試合後の矢野燿大監督(52)のコメントは以下の通り。
-チームは6連勝
ほんとにチーム全員でやってくれていますし、特にピッチャーがほんとにリズムを作ってやってくれているのは一番そういう連勝につながっているかなと思います。
-3試合連続完封
そうですね。晋太郎が粘ってくれましたし、小林の1個のアウトもほんとにあそこを切ってくれたんで。その後も信頼する中継ぎ陣なんで。みんながそれぞれしっかり力を出してくれました。
-先発の藤浪の内容は
いいボールと悪いボールがはっきりしているところもありましたけど、そういう状況でも晋太郎は今年粘ることができている。そういうところではいいボールと悪いボールがはっきりしていたというところはありますけど、結果的には粘ってくれたかなんでね。それよりもホームランが素晴らしかったですね。
-そのホームランはどう見たか
もちろん、いけ! と思いながら見ていましたし、行ったかなという打球の音と角度とあったんで。行ったなと思いました。
-プロ初の甲子園弾
なかなか甲子園でホームラン打つのは簡単なことではないですし。晋太郎はそういう遠くへ飛ばす力を持っているんでね。びっくりはしないんですけど。場面もすごく良かったですし自分自身もね、もう1回最後頑張ろうといようなホームランになったと思うんで。晋太郎自身にも、チームにとっても大きいホームランになった。
-甲子園の勝利が久しぶりだった
苦しんだ分、違う晋太郎というか、新たなステージにいく晋太郎がね。これから見れると思いますし。そういう1個1個クリアしていくと思うのでね。みなさんも楽しみにしていてくれたらうれしいです。
-交代のタイミングは難しかった
もちろん迷った部分もありましたけど。でもあそこは小林に任そうと。
-その小林がしっかり抑えた
いやほんとに。あそこを切ってくれたというのは本当に小林っていう投手の成長だと思います。あそこで小林っていうのが迷いなく出せるので。
-その後も盤石
中継ぎのチームワークというかみんなでつないでつないでスアちゃん(スアレス)に。そういう気持ちを持ってやってくれています。
-佐藤輝は石川に苦しめられた
ああいうボール球の使い方がね。ああいうことをずっとやっているピッチャーだなと。かなり経験になったと思う。1回経験したことで対応できるようにやってくれたらいいと思います。
-貯金10
本当にいい形で序盤に貯金10というのはチーム全員に力で戦えているということだと思う。当たり前の全力疾走とかそういうことをやってきた結果がそこにつながってきたと思います。
-明日に向けて
天気は心配なところがありますが、タイガースらしい全員で戦う最後までしっかりした野球を見せたいと思います。