阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が、連日の記録ラッシュに挑む。前日27日の中日戦で大野雄から7号ソロ。3・4月で7本塁打は、03年横浜(現DeNA)村田修一に並ぶドラフト新人最多タイ記録となった。3試合連発で最多記録更新となるか、注目だ。

阪神新人が3試合連続本塁打なら、69年田淵幸一以来、2度目となる。田淵は69年10月に、阪神新人の月間最多となる7本塁打を記録。佐藤輝は4月にここまで6発放っており、虎のレジェンドに並べるか。

 

★佐藤輝の記録アラカルト★

▼近大ではリーグ戦で大学通算14本塁打。二岡智宏が持っていた関西学生野球リーグの通算本塁打記録を22年ぶりに更新した。

▼オープン戦6本塁打で本塁打王。新人がオープン戦の本塁打王は、58年に7本の長嶋茂雄(巨人)以来で、ドラフト制後(66年以降)は初。

▼開幕カードのヤクルト戦(神宮)でプロ1号。2カード目の広島戦で2号を放った。新人の開幕から2カード連続本塁打は、ドラフト制後に入団した新人では89年中島(日本ハム)以来2人目で、セ・リーグの新人では初めて。

▼4月25日DeNA戦(甲子園)で阪口から6号2ラン。弾道測定器トラックマンによる測定値で打球速度175キロ、飛距離139メートルは今季甲子園で阪神の選手が打った10本でトップ。

▼4月28日に中日大野雄から7号ソロ。シーズン26試合目での7発は、田淵と並び新人球団最速タイ。

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