楽天は6日、新外国人のアダム・コンリー投手(30=マーリンズ)と契約解除することで双方合意したと発表した。

身長190センチのコンリーは150キロ超えの直球を持つ救援左腕。昨年12月に契約合意し、米国で自主練習に励んでいたが、コロナ禍の影響で自身とともに来日を希望する家族のビザ発給が難航し、来日のめどは立っていなかった。球団を通じ「このコロナ禍に日本でプレーするのは最適なタイミングではないと決断しました。私と家族の決断をご理解いただき、受け入れてくれた楽天イーグルスには心より感謝しております」とコメントした。

交渉役を務めた石井GM兼監督は「エージェントとともに家族が来日できる状況ではないという話をして、契約を解除という方向でも致し方ないという話もした」と説明。新たな外国人の補強については「隔離期間を終えて、練習、試合となると2カ月はかかる。(故障離脱中の)カスティーヨを待つ方が早いのか、というところもある。今のところはいろんな議論をした方がいいのかなと思います」と考えを示した。