中日の根尾昂内野手(21)が15日、ウエスタン・リーグ広島戦(ナゴヤ球場)に出場し4打数無安打に終わった。

現在、1軍では22打席連続無安打中。1軍生き残りに向けて試練は続きそうだ。

7番センターで先発出場。1、2打席目は広島先発の中村祐に対して見逃し三振。3打席目は遊ゴロ。9回の最終打席は左腕フランスアの変化球にタイミングが合わず、空振り三振に倒れた。

守備面でも9回に韮沢に浴びた中越え打でクッション処理を誤り、三塁にまで進める(記録は二塁打と失策)など攻守に精彩を欠いた。根尾は試合後、球団広報を通して「打撃に関しては強く打ち返すことをテーマにやっています。今日は投手に入っていくことが出来ず、自分本位なスイングをしてしまったので反省したいです。守備に関してもまだまだです」とコメントした。

仁村2軍監督は打撃面について「今日の結果だけでどうこういうのは、ね。2軍慣れするより1軍の投手に慣れた方がいいんだけど、ただ来たボールを振っているだけではなかなか結果は出ないよね。(2軍での実戦を)いい時間に使ってもらえれば」としながらも守備には関しては「不注意と言われても仕方がない」と厳しく指摘した。

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