元メジャー投手の楽天石井一久GM兼監督(47)が22日、大リーグで話題となっている投手が使用する「粘着物質」について、自らの経験を踏まえて私見を語った。

この日の西武戦を前に取材に対応。大リーグの滑るボール問題について「ボールを滑らなくすることが大事だと思うんですよね。粘着質のものを使う、使わないというより。ボールがほんとに滑るので。ボールが滑るということ自体が、今、バッターのメカニックとかが進化する中で、ピッチャーがあの滑るボールで投げるというのは、逆にフェアじゃないんじゃないかなと思います」と話した。

自身は「僕はどっちかと言ったら無頓着なんで。面倒くさい」と粘着物質は使用しなかったという。「やっぱり大リーグ全体で考えていかなくちゃいけないんじゃないかなと。ちゃんと滑らないような素材にして。試合を行えば何の問題もないと思いますし」と話した。

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