ヤクルト奥川恭伸投手(20)が、プロ1軍初のスライド登板をする。
後半戦“開幕投手”を任されていたが、14日DeNA戦(新潟)が雨天のため中止。午後4時と比較的早い段階での中止が発表。本格的な準備を始める前だった。高津臣吾監督(52)からは「そんなに戸惑うことがなかったのかなと思う。タイミングを踏まえてこれならいけると判断した」と15日も先発のマウンドを託された。
2年目の今季、奥川は雨によく遭遇してきた。プロ初勝利を挙げた4月8日広島戦(神宮)では、降雨のため中断を挟みながらの投球。雨のマウンドが多く「よく言われる。僕が投げる試合は雨の日が多い」と雨男ぶりを照れくさそうに笑った。15日の新潟市内は雨のち曇りの予報。恵まれた天候とはいかなそうだが、どんなグラウンドコンディションでも、自身の投球をすることに集中する。
前半戦は間隔を空けながら、先発ローテーションを守り抜いてきた。シーズン開幕直前に指揮官から、1軍で投げ続けることで経験を積むことを期待された。スライド登板も、大きな経験の1つ。すべてを糧にして、エースへの階段を上っていく。成長を続けながら目の前の一戦にもこだわる。「後半戦1発目ということなので、チームにしっかり勢いを持ってこられるような投球をしたいなと思っています」と意気込んだ。再開白星スタートで、首位争いをする阪神と巨人に割って入る。【湯本勝大】



