日本の一発ギャグを覚えるなど、チームになじんでいるDeNAフェルナンド・ロメロ投手(26)が、先発が予定されている14日の巨人戦(東京ドーム)に向けて意気込みを語った。「オカモト、マル、ナカジマ」と警戒する打者名をすらすらと挙げ「1軍で成績を残す経験のある打者は、独自のアプローチをしてくるので気を付けようと思います」と意気込んだ。新外国人のハイネマンについては「個人的には知らないが明日、初対戦なので抑えたい」と話した。

ロメロは先週、初勝利を挙げた際にIKKOの「背負い投げ」「どんだけー」やGO!皆川の「ウンチョコチョコチョコピー」など、覚えた日本語として一発ギャグを見せていた。13日の練習後は新たに「ロモちゃんぺ!」と加藤茶のギャグを披露。これらを教えてくれた同僚を「カミチャタニ(上茶谷大河)、ヤスアキ・ヤマサキ(山崎康晃)」と明かした。新ギャグについては「ヤマサキ」と限定した。

ロメロは同僚との親交を深めるにつれ、結果を残し始めた。最大7・80だった防御率は4・06にまで良化した。体調は「100%と言える」だけに、異国の地で精神的な安定が大きいようだ。【斎藤直樹】