ロッテは29日、小窪哲也内野手(36)と南昌輝投手(32)が今季限りで現役を引退すると発表した。

昨オフに広島を退団した小窪は、今季途中の8月末に加入した。コメントは以下の通り。

 

小窪 いろいろな人に支えられて、ここまで来ることができました。本当に幸せなプロ野球人生でした。自分の力だけではここまでやることはできませんでした。改めて支えていただいた皆様に感謝をしたいと思います。カープでの優勝、熊本での日々、マリーンズに入団してここまでのこと。いろいろなことが思い出されます。特に、この1年は激動の1年でしたが、いろいろな経験をさせていただくことができたと思います。ZOZOマリンスタジアムではカープ時代もプレーをしたことがありますが、改めてプレーをさせていただき、本当にいい球場だなあと思いました。チームの勝利にもっと貢献をしたかったのですが、仲間たちと一緒に優勝を目指して勝利を喜び、ハイタッチをした日々に野球と向き合える幸せを改めて感じました。カープファンの皆様、サラマンダーズファンの皆様、そして千葉ロッテマリーンズファンの皆様、本当にありがとうございました。皆様の支えがあり、幸せな野球人生を送ることができました。

南 11年間、熱いご声援ありがとうございました。ファンの皆様、監督、コーチ、そして選手の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。病気になってもできるというところを、もっと見せたかったのですが、思うような結果を出すことができず、申し訳ありません。一番の思い出は手術後、1軍復帰のマウンドとなった2019年8月15日の東京ドームでの日本ハム戦。マウンドに向かう際のファンの皆様の声援が本当にうれしく、今もしっかりと胸に残っています。そして最後に、ここまで支えてくれた家族に感謝の気持ちを伝えさせてください。これからは僕が、しっかりと支えてあげられる存在になりたいと思います。皆様、11年間、本当にありがとうございました。