阪神は25日、原口文仁捕手(29)が、小児がんをはじめとする医療ケア施設「チャイルド・ケモ・ハウス」(神戸市)に対して、今季の安打数と打点数に応じた13万円を寄付したと発表した。安打、打点につき1万円ずつ積み立てており、今季が2年目。

原口は球団を通じてコメントした。

「今年も寄付をすることができて良かったです。コロナ禍で、病気と闘うこどもたちやご家族の方々は、細心の注意を払って過ごす大変な日々が続いていると思いますし、この活動が少しでもそうした皆さんのサポートにつながるのであればうれしいです。今年もコロナ禍でこどもたちとの対面はかないませんでしたが、来年以降、チャイルド・ケモ・ハウスのみんなと元気な姿で会えることを楽しみに、来季は結果を残し、寄付を続けられるように頑張ります」

19年オフに同施設を訪問し、チャリティーグッズの収益に自身の寄付を加えた計100万円を贈呈。昨年5月にはオンラインで行われたチャリティーイベントでメッセージを送るなど、交流を重ねてきた。