阪神中野拓夢内野手(25)が27日に故郷山形の県庁を訪れ、「山形県スポーツ特別賞」を受賞した。ドラフト6位入団し、代打で存在感を出して遊撃レギュラーに定着。出場135試合、30盗塁で盗塁王&新人特別賞と輝かしいデビューが評価された。「こういう賞を受賞できる機会も少ない。本当に素直にうれしく思います」と笑顔を見せた。
会見では、今月テレビの番組企画で実現したOB鳥谷敬氏(40)との対談秘話を明かした。遊撃手部門でゴールデングラブ賞5度を誇る鉄人に守備を中心に質問。「準備が大事」とウオーミングアップから守備まで濃密な遊撃道を伝授された。「憧れていた選手が目の前にいたので、試合より緊張したんじゃないかと思います」。有意義な時間と金言を来季の力に変える。
「特別賞の」上をいく「山形県スポーツ大賞」は21年ボクシング世界選手権ウエルター級で金メダルを獲得した1学年上の岡沢セオン(26)が受賞した。「金メダルはすごいこと。阪神の方でも東京五輪で金メダルを取られた方がいるので、自分も続けるようにやっていきたい」と将来の侍ジャパン入りも狙う。年末年始は故郷で鍛錬。「山形はラーメンがおいしいので、ラーメンを食べて体をしっかり作って、トレーニングも欠かさずやっていきたい」。地元PRも忘れず気合十分だ。【三宅ひとみ】



