西武が小技で3点を先取し、巨人を1安打に抑えて勝利した。

4回1死からの3連打でオグレディが先制点をもたらした。走者一、二塁から巨人シューメーカーのスプリットを左前へ。「方向はイメージ通りだったよ。もう少し強い打球のはずだったけどね」。まず1点。送球間に二、三塁とすると、次は外崎が決めた。

ベンチから出たサインはスクイズ。「緊張しました」と言いながら、外角低めへの変化球をきっちり一塁線へ転がした。これで2点。「成功してよかったです」と胸をなで下ろした。

そして今度は足で、再びオグレディが3点目をもぎ取った。2死一、三塁から一走の滝沢がスタート。巨人小林が二塁へ送球したのを見るや、三塁からホームへ飛び込んだ。「うまくスタートが切れたね」。記録は重盗。好投を続けた与座を援護した。

6月1週目はビジターが続き、5連敗と悪い流れが続いていた。今カードからは本拠地6連戦。山川は「いつもの自分のロッカー。好きな時間に風呂に入って、いつもと同じ打撃投手の球を打つ。落ち着きます」とその利点を挙げる。

ホームの応援を味方に付けて前夜、巨人に快勝。そこで逆転打を打った若林がこの日も好守でもり立てるなど、再び試合を優位に運んだ。

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