楽天が1発に泣き、連敗となった。先発辛島航はコーナーを丁寧に突く投球。6回まで2安打無失点で西武打線を封じた。好投を続けたが、打線の援護をもらえず。0-0の投手戦となり、我慢の投球が続いた。

7回2死一塁の場面で、失投を仕留められた。カウント1-1から、ジャンセンに高めに抜けた121キロスライダーを左翼席へ運ばれた。「ホームランを打たれたあの1球だけ。あの球は抜けてしまってコントロールできていませんでした」と悔やんだ。7回4安打2失点で降板も、今季初黒星を喫した。

石井GM兼監督は「全体的には良い感じで投げていた。7回の場面は抑えきってくれればとは思いましたけど、相手があることなので仕方ない。確率の問題なのでしょうがないかなとは思う。じゃあ誰か代わった投手が行けば打たれないのか、それはそれで分からないので。僕たちはこっちの結果しか分からないので。辛島があそこまでよく試合を引っ張ってきてくれたことが、今日の辛島のピッチングだったと思います」と評価した。

打線は散発3安打で今季11度目の無得点敗戦となった。

【関連記事】楽天ニュース一覧