ソフトバンクが6月23日以来、約1カ月ぶりに首位から陥落した。柳田悠岐外野手(33)が左膝痛で欠場。コロナ禍や故障でで多くの主力が欠ける中、さらに主砲も不在となった打線がつながりを欠いた。西武がデーゲームで勝っていたため、首位を守るには勝つしかなかった一戦。藤本博史監督(58)は「柳田が出られなかったのもね。中心になる選手、核がなかったらしんどいよね」と嘆いた。
初回は立ち上がりの不安定なロッテ美馬から、柳町の適時打で1点を先制した。だが2回以降に美馬が立ち直ると、なすすべなく「0」をスコアボードに並べ続けた。2回1死からリチャードが左前打を放ったが、その後は18人連続で凡退。美馬がマウンドに立っていた7回までに、再び走者を出せなかった。8回以降もオスナと益田の救援陣を打ち崩せなかった。
今季の柳田は4月に左肩痛で離脱。6月27日ロッテ戦は首痛などで欠場した。柳田不在の試合は今季17試合目で、6勝10敗1分けと負け越し。主砲の存在感は大きい。不在をカバーすべく6~8番に増田、谷川原、リチャードのフレッシュな顔ぶれが並んだが、計1安打に抑えられた。指揮官は「もっともっと若い選手が食らいつくくらいのね。淡々と野球してたらチャンスは減っていく。もっとガツガツさがほしいよね」と、若鷹の奮起を求めた。
移動日をはさんで、前半戦は残り5試合。1日も早く首位を奪回し、少なくとも1位ターンは決めておきたい。藤本監督は「なんとか柳田が治ることを祈っときましょう」と期待を込めた。【山本大地】
○…東浜は6回2失点と粘投したが、6月8日以来の7勝目はならなかった。初回、3回に守備の乱れもあって1点ずつを失ったが、その後は走者を背負いながらも踏ん張った。だが勝利を呼び込めず「なかなか攻撃につながるような投球になりませんでした。中盤以降は自分らしい投球ができたと思いますが、初回からそのような投球をしないといけない」と悔しがった。



