阪神が今季18度目の0封負けを喫し、連勝は2でストップした。
巨人先発の山崎伊織投手(23)に8回3安打無失点と抑え込まれた。先発のアーロン・ウィルカーソン投手(33)は2回につかまり4連続適時打で一挙5失点で5敗目となった。試合後の矢野燿大監督(53)の一問一答は以下の通り。
-先発のウィルカーソンは止まらなかった
「ちょっと良くないよね」
-春先と比べて
「もちろん、キレもコントロールも、変化球の精度も良くない」
-良い状態が続かない
「うーん、まあね。春先がすごく良かったから。そこからするとだいぶ良くないなと思っているけど」
-間隔を空けながら使ってきたが
「抹消するよ。今の状態じゃちょっとしんどいな」
-打線も5点取られた後に反発できなかった
「それにしても、ちょっと簡単にやられすぎたなというのはあるかな」
-巨人先発の山崎伊は4月と印象が違ったのか
「逆に何となく行っちゃうというか。何か『これが良い』というのがないから。もちろんスライダー系がいいだろうけど。そんなにビックリするようなのがないから、アバウトに行っちゃうと今日みたいな感じになっちゃうのかなというのはあるし。余裕を持たせてしまったんで、いろんな球種を投げられて的が絞れないというのもあったのかもしれんけど」
-3回無死一、二塁の石井のバントは難しかったか
「いやあ、まあ。あいつは打席に立つことはないし、俺的には責められへんけど」
-その後のリリーフのことを考えると代打も難しい
「当たり前やん。だからバントして、そのままいった」
-島本が復帰して好投
「そうやね。島は、何年ぶり? 3年ぶりくらいになるの? 久しぶりに1軍にきても、2軍で投げているあいつらしいボールを投げていたし、今後もしっかり1軍で投げられるというか、力になってくれるんじゃないかなという楽しみなピッチングをしてくれたので。それはよかったかな」
-打線は
「まあ、そんなにバンバン(点を)取れるわけじゃないと思うけど、取れるところでしっかり取っていく野球というか、もう少しチャンスを作らないとしんどいよね」