巨人中田翔内野手(33)が史上47人目の通算1000打点に王手をかけた。

1回2死一塁、中日勝野の外角146キロ直球を左中間への先制適時二塁打でプロ通算999打点に積み上げた。「初球から積極的にいこうと思っていました。先制ができて良かったです。丸が一塁からホームまで良く走ってくれました。ナイスラン!」とコメントした。

【89年(平成元年)4月22日生まれ】

大台到達となれば平成生まれとしては初の快挙となる。08年に大阪桐蔭から日本ハムに入団し、09年9月27日ソフトバンク戦の犠飛でプロ初打点をマーク。

【日本ハム時代は3度の打点王】 

14年、16年、20年の3度の打点王に輝いた。11日の中日戦(バンテリンドーム)で巨人の「第91代4番」を襲名。4番に座ってから、この日までの11試合は打率3割2分4厘、2本塁打7打点と大暴れ。この日、5番に入った岡本和も2死二塁から右中間を破る適時二塁打をマーク。中田に続く一打に「打ったのはストレート。翔さんに続けて打つことができて良かったです」とコメントした。

【球界は福留、球団は村田に続く】

球界では阪神時代の福留が達成した19年以来、巨人では16年の村田修一(現打撃兼内野守備コーチ)以来となる大台まで、あと1と迫った。