日本シリーズ初となる初回先頭打者初球本塁打を放ったオリックス太田椋内野手(21)は、極めて自然体でゲームに臨んでいた。

2試合連続の1番起用は、誰に言われるわけでもなく張り出されたスタメン表で知ったという。「ちょっとびっくりしましたけど、やってやるぞって気持ちの方が強かったです」。大舞台に強く4試合連続安打。「短期決戦なので割り切ってやれている部分はあるかなと思います」と秘訣(ひけつ)を明かした。

シーズンは不完全燃焼に終わった21歳。「来年はシーズン通して活躍できるように頑張りたい」と、試合後はすでに次を見据えていた。

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