西武松井稼頭央監督が大卒、社会人ルーキーの来春キャンプA班(1軍)参加の方針を示した。今秋ドラフトでは走攻守そろった1位の早大・蛭間拓哉外野手(22)を筆頭に、4位亜大・青山美夏人投手(22)、6位大阪ガス・児玉亮涼内野手(24)を即戦力候補として指名。新指揮官は「やっぱり自分で見たいというところはあるので」と、宮崎・南郷キャンプで直々に見極めたい意思を明かした。

ただいずれも“決定”ではない。キャンプインまで2カ月ある。「当然ね、自主トレでやってきて、どういう体調で来てるかも分からないですし。経過を見てどうするか、最終的な判断になってくると思います」。年明けには新人合同自主トレが始まる。ドラ1蛭間もそこに向けて下半身強化や体づくりを掲げている。無事南郷行きが確定するよう、それぞれの充実したオフを松井監督は期待した。

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