ロッテの中村奨吾内野手(30)が「3番二塁」で先発出場し、通算1000試合出場を達成した。プロ野球史上519人目となった。

節目の試合となった1回の第1打席で、西武平良の154キロ直球を左翼席に今季1号となる先制2ランを放った。試合が成立した5回終了時に記念パネルを渡され、会場の拍手を浴びた。

14年ドラフト1位で早大から入団し、1年目から開幕1軍。3月29日のソフトバンク戦で代走で初出場した。4月2日の日本ハム戦で代打として初打席。同8日のオリックス戦で「9番二塁」で初の先発出場を果たし、第2打席で初安打を放った。18年には初の規定打席に到達し、初の全試合出場も達成でゴールデン・グラブ賞も受賞。21年まで4年連続で全試合出場し、同年はベストナインを初受賞した。22年はコロナの影響で連続出場が630試合でストップ。同11年に国内FA権を行使せずに残留し、新たに4年契約を結んだことを公表した。今季も開幕から全試合で二塁で先発出場している。

▼通算1000試合出場=中村奨(ロッテ) 11日の西武1回戦(ベルーナドーム)に先発出場して達成。プロ野球519人目。初出場は15年3月29日のソフトバンク3回戦(ヤフオクドーム)。