投打二刀流ルーキーの日本ハム矢沢宏太投手(22)が、公式戦初登板を果たした。5点リードの4回に2番手としてマウンドに上がり、1回19球を投げ、1安打2四球、1奪三振で2失点だった。

先頭から2者連続で四球を与えると、2死一、三塁では長谷川に2点適時三塁打を浴びた。続く蛭間との“ドラ1対決”は投ゴロに仕留めた。

矢沢は1軍戦の試合前に取材に応じ、「最初の2人は感覚をつかめなくて、イニングの中で少しずつ良くなってきたかなっていうくらいで終わった」と振り返った。「力を入れるくらいの感覚はつかめなかったので、出力に関してはもっと上げられると思う」と、次戦に向けて修正を図るつもりだ。

矢沢は今季、野手としては1軍で15試合に出場し、10安打、打率2割4分4厘。4月30日のソフトバンク戦ではプロ初本塁打を放った。投手としては3連戦のカード最終日にブルペン入りするなど調整を進めてきた。

この日は、1軍のナイター西武戦が隣のベルーナドームで行われる予定で、矢沢は野手での出場に向けて準備する。

 

 

【投球内容】

4回

渡部 四球

山村 四球

古市 空三振

平沼 一ゴ

長谷川 左中三塁打<2>

蛭間 投ゴ

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