東大の山口真之介内野手(3年=小山台)が歴史的な満塁弾を放ち、6-6で立大と引き分けた。東大の満塁弾は、84年の朝木秀樹捕手以来史上2人目の快挙となった。
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東大野球部の歴史に、山口真が名前を刻んだ。4点を追う8回2死満塁で打席へ。立大がタイムを取ったため、冷静に一塁側の応援スタンドを見上げた。控えのBチームでともに練習してきた仲間の姿が見えた。「(応援の)音がきれいで、かっこいいなうれしいなと思いました」と背中を押された。
初球の直球を迷いなく振り抜き、打球は右翼スタンドへ。大学1号は同点の満塁弾。東大の満塁弾は2人目の快挙で「人生初の満塁ホームランです。めちゃめちゃうれしい。ボールは家に飾ります」と喜んだ。
小山台では控え選手で、高校通算2本塁打。高3の夏は背番号19でベンチ入りし、決勝で関東第一に敗れて準優勝。甲子園まであと1歩だった。1浪して東大へ。薬学部で学んでおり「人の体や内臓に興味があります。大学院に行って、研究をしたいなと思っています」と将来を描く。
背番号は27。エンゼルスのトラウト、ブルージェイズのゲレロら、メジャーの長距離砲に憧れて選んだ。笑顔でダイヤモンドを1周した山口真の背中は頼もしく、27がよく似合っていた。【保坂恭子】
▼立大・溝口智成監督(8回に満塁弾を許し)「ホームランだけはダメだぞ、と伝えた。厳しい結果。現実的に受け止めてやる」



