岡田阪神にとって秋の過密日程が「アレ」への大きな試練となりそうだ。ゴールデンウイーク最後の週末。虎が2試合連続で雨に降られた。マツダスタジアムは朝から雨が降り続き、午後0時30分に中止が決定。岡田彰布監督(65)の口からは「あーあ、もう、なんかのう」と言葉にならないもどかしさが漏れた。4月6日同球場での広島戦で6回途中降雨コールド負けし、開幕からの4連勝がストップ。雨天中止に歯がゆさはあるが、「そんなんまた、5回で中止になって負けとか腹立つやんか」と前向きに捉えるしかなかった。

ここまで28試合を消化し、雨天中止は5度目。30試合以下で5試合中止は95年以来のハイペースだ。すでに予備日2つが埋まり、未発表は3試合。マツダスタジアムでの広島戦2試合、横浜でのDeNA戦1試合だ。9月の日程を見ると7日、26日はすでに両球団が試合を組んでおり、19日に入れた場合14連戦となる。セ・リーグでは「連続して14日間試合をすることはない」と基本的に14連戦は禁止されているため、現在の最終戦9月27日の中日戦(甲子園)以降に組み込まれることが濃厚だ。

セ・リーグでは4つの本拠地が屋外。これから梅雨、台風の時期を迎え中止試合が増えると、10月に入ることも十分考えられる。CSファーストステージが10月14日から開幕。その2日前の12日までに全日程を消化する必要がある。近年では雨の多かった18年に例外的に14連戦が組まれた。実際はさらに中止が重なり最大10連戦となったが2勝8敗と大苦戦した。阪神最後のダブルヘッダーは93年10月10日広島戦(広島)で、行えば30年ぶりとなる。若き岡田阪神は、過密日程を乗り越えられるか。【石橋隆雄】

▼95年阪神の中止試合 開幕3連戦はナゴヤ球場での中日戦。連敗発進で3戦目が雨天中止になった。同18日の敵地での横浜(現DeNA)戦も中止。5月に入って11日の横浜戦(甲子園)、12日中日戦(岐阜)と2戦連続で、14日の同戦(ナゴヤ)も流れた。この時点で5試合中止、消化したのは28試合。その後、7月4~6日の横浜戦(甲子園)がすべて中止になるなど、この年は雨天中止が16試合あった。チームは借金38で最下位だった。18年には広島豪雨被害などで20試合の中止があったが、ドーム球場が増え、05年から交流戦も始まり、近年ではシーズン10試合前後が多い。

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