ヤクルト村上宗隆内野手(23)の弟・日大の村上慶太内野手(1年=九州学院)が、代打でリーグ戦初出場を果たした。

背番号25で前日から2戦連続ベンチ入り。3点リードの9回2死一塁で打席に入り、初球は見逃しボール、その後3球連続空振りで三振に倒れた。DHでの打席のため守備にはつかず、ベンチで声を出しチームを鼓舞した。

片岡昭吾監督(45)は「状態がいいのと、ずっと初回から試合に入り込んで、ピッチャーを見て準備をしていた。なんとか友田が最後つないだところでもう1点欲しくて、長打が期待できるバッターを使った」と起用理由を明かした。

兄が本拠地として活躍する神宮球場で初めて打席に立った村上は「ものすごく緊張した。初球から振っていこうと思っていた。神宮の雰囲気は球場がきれいでとても見やすかった。今日得た課題は、心は熱く打席では冷静な気持ちで打席に立ち、センター返しを意識すること。収穫は、しっかり初球(ファーストストライク)からフルスイングできたこと」とコメントした。