リーグ最終戦で西南大が九大を19-3で下し、8連勝で首位をキープした。北九大との24日優勝決定戦(今津運動公園野球場)へ弾みをつけた。最速145キロ右腕、茶屋野洋輝投手(3年=熊本学園大付)が5回6安打2失点(自責1)。昨秋に続く最多5勝目(春秋通算13勝)で、9季ぶりV王手に貢献だ。なお、リーグ覇者は6月5日開幕の全日本大学選手権(神宮、東京ドーム)に出場し、初戦で天理大(阪神大学)と対戦する。
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エース茶屋野の今季最多の単独5勝目で、春秋通算7度目Vに王手をかけた。
前回先発から中5日でも「(今季)全部を通して一番悪かった」といい、本調子ではなかった。それでも、大黒柱として、キレのある直球を軸に、決め球の新球ツーシームで流れを渡さなかった。6安打されたが、1回からの大量点にも助けられて5回2失点。東和樹監督が「エースが安定すると、チームも安定する」と評す期待に応え、20日が50歳の誕生日だった指揮官にも花を添えた。
ツーシームは昨オフ、今年東京ガスに入団した元大学日本代表候補の村上幸人投手(福岡大)から伝授された。「左打者に沈むので、有効活用しています」と武器にする。今季開幕前の社会人との練習試合では、西部ガスやJR東日本を5回無失点に抑えるなどで、自信を深めていた。
優勝の行方は24日の決定戦までもつれた。東監督が「(優勝決定戦は)これまで2戦2勝なので、気持ち的には決定戦がいい」。自身が就任してから負けなしというV決定戦に自信をみせた。【菊川光一】
○…北九大は8勝2敗の首位タイで3季ぶりVへ望みをつないだ。エース左腕、川崎大輝投手(4年=佐賀北)も5回1安打無失点の4勝目で踏ん張った。17日福岡大戦に先発したが、5回8安打5失点でKO。「気持ちで行くしかないと思い投げた」と気合が違った。24日西南大とのV決定戦へは「シュート回転で、左打者へのインハイが多いので修正したい」といい、万全を期す。
○…福岡大の春6連覇の野望はついえた。春秋通算61勝目を目指したが、昨秋MVP獲得の九国大・田村晃雅投手(4年=西京)を打ち崩せず、完封負けで4敗目。16年春以来、14季ぶりとなる屈辱の3位で終えた。堀壮太監督(41)は「田村君がいい投球をして、守備が堅かった。(投打が)これだけかみ合わないと厳しい」とガックリ。「秋に向けてやり直すしかない」と話し、再起を誓った。



